インプラント

診療時間

平日 午前8時~午後1時
午後3時~午後7時
土曜 午前8時~午後1時
※水曜は予約のみ
※日曜と祝日は休みです。

06-6719-3155

インプラントとは

虫歯や外傷によって失った歯を、人工歯根(インプラント)を埋め入れたあと、アバットメント(連結器具)でインプラントと人工歯をつなげ、歯の機能・見た目を取り戻す治療方法のことです。
審美性・機能性にも優れているインプラントですが、ほかにも多くのメリット・デメリットがあります。

メリット

  • ・自分の歯と同じ感覚で噛む事ができるので、味・感触を感じることができる
  • ・部分治療の場合、周りの健康な歯を削ったりするような処置が必要ない
  • ・見た目が自然で、人前で口元を気にせず食事やおしゃべりを楽しむことが可能
  • ・顎の骨が弱くなるのを防ぐ効果がある(あご骨に力を加えるため)

デメリット

  • ・費用が高額(状態により金額が異なります)
  • ・定期的なメンテナンスが必要
  • ・治療期間が長い(3ヶ月~1年)
  • ・手術が必要

下記のような症状がある方はインプラント治療をオススメします。

・奥の歯が抜けてしまったので、ブリッジ治療が出来ない方
・健康な歯を削りたくない方
・抜けている歯の数が多く、ブリッジ治療では支えきれない方
・入れ歯に抵抗がある方
・事故などの外傷で歯を喪失した方

その他治療とインプラント治療との比較

その他治療 インプラント治療
ブリッジ
・ブリッジ部分を支える両方の歯に負担がかかる
・歯を削る必要がある
インプラント
・周りの歯に負担をかけることがない
・健康な歯を削る必要がない
部分入れ歯
・金具で歯の表面を傷つけることがある
・虫歯になりやすい
・両隣の歯に負担がかかる
インプラント
・違和感が少ない(留め具を使わないため)
・固いものを食べても安心
・周りの歯に負担をかけることがない
総入れ歯
・入れ歯がずれる不安がある
・食べ物がはさまり痛む場合がある
・ガタつきがある
インプラント
・噛む力が変わらない
・ずれない
・ガタつかない

インプラント治療の流れ

1.初診(ご相談・カウンセリング)
診断内容や費用・治療費など、少しでも気になること聞いてみたい方は、カウンセリングをお受けください。
カウンセリングを受けたから必ず治療や施術を申し込まなければならない。ということは一切ありません。
2.治療計画をたてる
口の中の状況(残存している歯、顎の骨、歯ぐきや粘膜、咬み合わせ等)を細かく診査していきます。
全身の状況についても必要に応じて内科等の主治医と連携します。診査の結果から診断し、治療計画が立てられます。インプラント手術前に必要な処置内容と方法

・埋め込むインプラントの本数
・使用するインプラントの長さ
・最終的な上部構造(入れ歯の部分)の形


この段階で、医師から治療計画について十分に分かりやすく説明を受けたうえで同意することはとても大切です。不明な点があれば、それが解決できるまで医師に説明を求めてください。
3.術前処置
現在、歯周病にかかっていたり、何か歯に問題があれば事前に処置します。
4.インプラント手術

人工歯根(フィクスチャー)を顎の骨に埋め込みます。
手術方法は、一回法と二回法の二種類があります。
どちらを選択するかは、お口の中の状態によってよりよい方法を選択することになります。
一般的には二回法が主流となっています。

一回法 二回法
メリット

・患者様の負担が軽い(歯肉の切開が一度で済むため)
・費用が安い(二回法に比べて)
・手術時間が短くて済む

メリット

・細菌感染のリスクが低い

デメリット

・二回法と比べて最近感染のリスクが高くなる

デメリット

・費用がかかる
・時間がかかる
・一回法に比べ患者様の負担が大きい

5.人工歯を制作
技工士が患者様に合った人工の作製します。
6.人工の歯を装着・完成
人工の歯を連結して完成です。
7.定期メンテナンス
■上顎前歯:  6ヶ月
■上顎奥歯:  6ヶ月
■下顎前歯:  3ヶ月
■下顎奥歯:  3ヶ月

状態により期間は異なりますが、一般的には上記にペースを基準におこないます。
専門的な予防処置と検査を主におこないますが、これは、インプラントの部分だけではなく、お口全体を細かくチェックします。

インプラント治療が出来ないケース

審美的・機能的にも優れているインプラント治療は、自分の歯と同じような感覚でものを食べることができるので、ブリッジ・入れ歯と比べて最も優れている治療法だといわれています。
しかし、歯の状態であったり、身体の健康状態など様々な理由でインプラント治療が出来ないケースががあります。

・歯周病の進行が進んでいる場合(インプラントを打ち込む骨が溶け出している)
・18歳以下(ご相談ください)
・喫煙者(お口の状態にもよります。ご相談ください)
・メンテナンスにのために定期通院が出来ない方
・噛み合わせが悪い方
・歯がない期間が長い方
・インプラントを埋める骨が少ない方 ※骨を増やす治療を受けるとインプラント可能になるケースもあります)

※インプラント治療が出来ない場合はブリッジ治療・入れ歯による治療があります。
※事前の検査でCTスキャンなどを行うことによって、インプラント治療の可否を判断します。

骨を増やす治療をおこなうことで、インプラントが可能に

ソケットリフト
上後の骨が足りない場合に行う治療です。
インプラントを埋める部分から骨のもとになる物質を注入して骨の厚みを増します。
インプラントは骨のもとになる物質が固まったあと埋め入れます。
サイナスリフト
ソケットリフトと同じく、上顎の骨が足りない場合に行う治療です。
骨の厚みが極端に少ない方などに行われます。
インプラントを埋める部分から移植骨や骨のもとになる物質を注入して骨の厚みを増します。

※以上の治療を行うことでインプラント治療が可能になることがあります。