一般歯科
小児歯科

一般歯科

なるべく削らない治療を。

患者様の歯を必要以上に削りたくはありません。
歯は削れば削るほど弱くなるのです。
一度削った歯は二度と元のように戻すことは不可能なのです。

虫歯の原因とは、いったい何でしょうか?

虫歯の原因は、「プラーク」 と呼ばれる細菌です。

このプラークが糖を分解してできる酸が、虫歯の原因になるのです。
健康な虫歯のない口の中は常に中性に保たれています。虫歯のできない口内環境というわけです。糖を含んだものを口に入れると、プラークが酸を生み出して、口の中は中性から酸性へと傾いてしまいます。

酸性に傾いた口内環境は、時間と共に40分ほどかけて元の中性に戻りますが、下がっている状態が長く続くことによって、歯が溶けて穴が開き、虫歯になってしまうのです。

虫歯になりやすい人

虫歯になりやすい人というのはいるのでしょうか?

一生懸命歯磨きしているのに、いつも虫歯に悩まされて通院している人、面倒臭がりで歯磨きもおざなりなのに、虫歯一本ない人もいます。これはどうしてなのでしょうか。

1.歯の質が弱い人

歯の表面にたまったプラーク(歯垢)が多いほど虫歯になりやすいと考えられています。歯の形や歯並びが悪いと、きちんと歯磨きをしているつもりでも、汚れを落としきれていないことが多く、プラークがたまりやすい口内環境になりやすいのです。

2.歯の形や歯並びが悪い人

生まれつき歯の質が弱い人があげられます。こうした人は、いくら一生懸命歯磨きをしたり、口内環境を整えようとしても、どうしても虫歯になりやすいです。

3.虫歯菌(ミュータンス菌)がもともと多い人

虫歯菌の多い人は虫歯になりやすく、少ない人は虫歯になりにくいといえます。母親の虫歯菌の数が多いと、子供への感染が起こりやすいです。
そしていったん住み着いてしまった虫歯菌は、歯科医でも口の中から除去することは困難です。

4.唾液が少ない人

唾液の分泌が少ないと、それだけ虫歯になりやすいといえます。長期に渡って病院に通い、薬を1~数種類服用していると、その薬の副作用で唾液の分泌量が抑えられることがよくりあります。また、頭部の放射線治療を受けている人にも、唾液の減少が見られる場合があります。これらにあてはまるようであれば、歯科医に飲んでいる薬をきちんと伝えておきましょう。

虫歯になりやすい歯

奥歯

奥歯の役割は、食べたものをすりつぶすためにあります。そのため四角い形をしており、溝がいくつもあります。
その溝には食べカスがつきやすく、プラーク(歯垢)ができやすい状況になってしまうのです。奥歯だと歯ブラシも届きづらく、磨き残しが出てしまうのも奥歯が虫歯になりやすいことの原因となっています。

上の前歯

上あごの前歯は虫歯になりやすく、下あごの前歯は虫歯になりにくいです。
下の前歯の裏側には唾液を分泌する大きな腺があって、何らかの刺激がなくてもいつも唾液が出ています。このため下の前歯には虫歯は少ないのです。
下の前歯に虫歯があれば、他の歯に虫歯ができている危険度はかなり高いといえるでしょう。 逆に上の前歯は唾液の流れを受けにくい場所にあります。特に乳幼児期では最初に虫歯になりやすいところです。

虫歯になりやすい時期

生え代わりの時期

乳歯の時期(小学生までの時期)は保護者は子供の歯のケアに注意を払いますが、成長につれて子供自身で歯磨きをしたり、自由におやつを食べたりすることが多くなっていきます。
また、生え代わりの時期は乳歯が抜けたままになっていたり、グラグラしている歯があったり、 永久歯が生えてきても噛める高さになるまでには多少の時間がかかりますので、歯ブラシがうまく当たりません。プラーク(歯垢)がどんどん蓄積することになります。
奥場の噛み合わせ・前歯の歯と歯茎の境目・歯と歯の隣り合っている面は虫歯になりやすいところです。

思春期

思春期にかけてクラブ活動や友人との交際・受験勉強・進学等に伴う生活環境の変化によって生活習慣・食習慣が乱れ、今まで以上に虫歯や歯茎の炎症を起こしやすくなります。
清涼飲料水や菓子パンには多くの砂糖が含まれておりますので、砂糖の過剰摂取によりプラーク(歯垢)が作られやすい口内環境になりがちです。

虫歯発生の4大因子

歯質・細菌・砂糖を虫歯の三大要素、これに時間を加えたものを四大要素といいます。この四大要素の相互作用により虫歯が作られます。

プラーク(歯垢)は単に歯の表面についた白っぽいねばねばした汚れ、食べカスではなく最近の集合体です。食物残渣(特に糖を含むもの)が最近により分解されると酸を作りだし、これがエナメル質を溶かすことによって虫歯が進行していきます。

小児歯科

突然、歯が痛み出したら。

まずは、症状別診断を行ないます。

突然歯が痛み出したら

まずは、症状別診断。

なにもしていないのに、ズキズキ痛む

歯肉の炎症で、このような痛みがでるケースがあります。周りの歯ぐきの炎症が進んでいるケースも可能性としてあります。

歯ぐきの腫れ

周りの歯ぐきの炎症が進んでいるケースが考えられます。歯槽膿漏で慢性の炎症があるケースもあります。根元の奥の病巣が膿んでしまい歯ぐきが腫れることがあります。

じわじわとした違和感をがある

根元の奥の病巣があるケースが考えられます。歯ぐきの炎症があるかもしれません。歯槽膿漏で慢性の炎症があるケースも考えられます。

噛んだときに痛む

歯ぐきの炎症、虫歯が原因となり根元に炎症が起こっているケースも考えられます。歯茎に炎症が起きているかもしれません。

緊急時の対処法について (子供の歯が急に痛くなったら)
  • まず痛みの原因となっている歯をみつけ、食べカスなどがある場合は取り除いてあげましょう。
  • 顔全体を冷やしましょう。(冷却シートや冷やしたタオルなどが効果的です。)
  • 解熱剤や鎮痛剤を飲みましょう。(小児用、もしくは小児用の数量制限などに気を付けてください。)
  • 温かいものを避けましょう。(温まると痛みやすくなるので、お風呂やこたつなどは避けてください)
  • 上記の方法でも痛みが引かない場合や、顔全体が膨れ上がっている場合は、歯だけの問題ではないことがありますので、救急病院にご相談してください。
  • 虫歯や歯ぐきの炎症をそのままにすると、どんどん進行していく恐れがあります。早めの治療をおすすめします。特に慢性の炎症がある場合などは注意が必要です。

子供の虫歯の特徴

二つの大きな特徴

子供の虫歯(乳歯)には大きな特徴が二つあります。

  • 虫歯の進行が早い
  • 自覚症状が弱い

乳歯の場合、数ヶ月で神経まで進むことがあります。そのうち、神経が死んでしまい、神経が死ぬときはとても痛みます。子供の歯は大人と違って一日で神経が死んでしまうので、痛んだ翌日には痛みが消えてしまいます。

それで治ったと勘違いしてしまうのです。
そのまま放置しておくと、死んだ神経の中で、細菌が繁殖して膿をためます。
次に生えてくる永久歯にも影響が出てきてしまいます。
お母さんが、毎日、お子様の口の中の状態をしっかりと確認して歯磨きをすることは、虫歯を早く発見するためにも、とても大事なことなのです。

歯磨きのチェックポイント~年齢別ケア~

お母さん、お子様のお口の中、観察してますか?

0歳から1歳

※乳歯が生えそろう前になります

  • 歯磨きをしてもらってから寝る習慣をつける
  • 授乳後や食後は湿らせたガーゼなどで歯と歯肉をふいてあげる
  • 哺乳瓶に砂糖を多く含んだ飲み物や酸性度の強い飲み物を入れないようにする

2歳から3歳

※まだ乳歯は生えそろっていません

  • 子供に自分で歯磨きをさせる
    注意点として最後は親が仕上げ磨きをしてあげること(これは8歳ごろまで続けるとよいです)

4歳から5歳

※この年齢になると乳歯が生えそろっています

  • フッ素の塗布をすると虫歯に効果的です
  • かかりつけの歯医者さんをみつけておきましょう
  • 歯磨きを習慣化させること。フッ素入りの歯磨き粉を使うとなおよいです。
  • おやつを食べる時間を決めましょう(間食が多いと虫歯になりやすいです)

6歳から9歳

※永久歯が生えはじめる時期です

  • 正しいブラッシング方法を教える。
  • 永久歯として生えかわった前歯(六歳臼歯)は噛み合わせを決める重要な歯なのですが 虫歯にかかりやすいので特に注意する必要があります
  • シーラントを検討してみてもよいでしょう

9歳~11歳

※永久歯に生えかわる時期です

  • 健康教育をしましょう(間食が虫歯につながりやすいこと、歯垢についての知識など)
  • デンタルフロスを習慣化させましょう。歯磨きとセットで習慣させることでより効果的な虫歯予防ができます
  • 正しいブラッシングと力加減(ブラッシング圧)を教えてあげましょう

12~16歳

※永久歯が生えそろった後です

  • 歯周病の知識であったり、健康ついて理解させ意識させましょう
  • キシリトールガムを噛む習慣をつけさせましょう

フッ素で予防

フッ素を使って虫歯の進行を防ぎましょう!

フッ素を取り込んだ歯は脱灰作用に強い抵抗力を示すので、虫歯になりにくくなります。
フッ素には以下の特徴があります。

1.歯の再石灰化を促進する
2.酸に強い歯を作る
3.虫歯菌の繁殖を防ぐ

食後は口の中のPHが酸性に傾きます。唾液はそれを弱アルカリにもどしてくれる作用をもっているのですが、歯の間、根元には効果弱く、そのままでは、再石灰が起こりにくいのです。
そこで再石灰化時に重要な働きをしてくれるのがフッ素なのです。
※注意点:フッ素塗布は医師の指示のもとで行うようにしてください